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動作モードの切り替え方法

COBOTTAには、通常モードとダイレクトモードの2種類の動作モードがあります。

ダイレクトモードは、ダイレクトティーチングを行うときに使用するモードです。その他の操作は、通常モードで行います。

ダイレクトモードでは、リモートTP/バーチャルTPのキー操作によるアームの動作や、自動運転を行うことができません。詳細については、機能ガイドの "動作モード" を参照してください。

動作モードの切り替えは下記の手順で行います。

ダイレクトモードへの切り替え

以下の手順で行います。

なお、ダイレクトティーチングの一連の手順については、機能ガイドの "ダイレクトティーチング" を参照してください。

通常モードからダイレクトモードに切替えるには、まず、ダイレクト準備モードに切替える必要があります。

ただし、ダイレクト準備モードへの切り替えを制限する機能("モードロック")があり、この機能の状態によっては、ダイレクト準備モードへ切り替えることができません。この機能に関しては"モードロック"を参照してください。

モードロックはCOBOTTAのソフトウェアがVer.2.8.*以降から使用可能です。

1

リモートTP/バーチャルTPの画面で、[NORMAL]表示になっているボタンを押します。
このモードボタンは、下表のように、モードに応じて表示が切り替わります。

表示 モード 内容
NORMAL 通常モード

アームの手動操作、プログラム起動ができます。

このモード中に、アーム上のファンクションボタンを1.5秒以上長押しすると、ブレーキが解除され、アームを手で押して移動させることができます。
COBOTTAパラメータツールでこの操作の有効/無効を設定できます。
工場出荷時は無効の設定になっています。

DIRECT ダイレクト準備モード

TPアプリやI/Oなどからのロボット操作を禁止します。
外部機器から動作されることはありませんので、 このモードにしてから、アーム上のファンクションボタンを押しにいくことで、より安全にロボットに近づくことができます。
このモードでは、アームを手で押して移動することはできません。

ダイレクトモード

アームを手で押して移動できます。
このモードで、アーム上のファンクションボタンを1.5秒以上長押しすると、ダイレクト準備モードに戻ります。

2

ダイレクト準備設定画面が表示されますので、必要なものがあれば変更します。
変更ができたら[OK]ボタンを押します。

各項目の内容は以下のようになっています。
先端負荷質量の値は、電源を切るまでは保持しています。
ハンド把持力の値は、電源再投入後も保持しています。
アシストモードは、通常モードへ切り替えるまで保持しています。

項目名 初期値 内容
先端負荷質量(g) 0 ワークの質量を設定します。
ハンド把持力(N) 15 電動ハンドの把持力を設定します。
アシストモード 全軸フリー

位置や姿勢を維持し続けてティーチングの調整をアシストします。

全軸フリー : 位置と姿勢を自由に変更できます。
XYZ移動 : 位置だけを自由に変更できます。
RxRyRz回転 : 姿勢だけを自由に変更できます。
Rz回転 : 手先の回転(Rz)だけを自由に変更できます。位置と姿勢(Rx、Ry)は維持されます。

ボタンが[DIRECT]になり、COBOTTAのLEDが青色の遅い点滅になります。
これで、ダイレクト準備モードへの切り替えは完了です。

3

アーム上のファンクションボタンを1.5秒以上長押しします。
COBOTTAのLEDが青色の点灯になれば、ダイレクトモードへの切り替えは完了です。

復帰可能なエラーが発生しているときに、ファンクションボタンを1.5秒以上長押しすると、エラーのクリアが自動的に実施された後、ダイレクトモードへ切り替わります。
ただし、COBOTTAのLEDが赤色に点灯している場合は、上記の手順ではエラーをクリアできません。その場合、TPアプリやI/Oおよび、PacScriptコマンドのいずれかによる、エラーのクリアと動作準備を実施後に、ダイレクトモードへ切り替えてください。

Ver.2.7.*より古いバージョンでは、復帰可能なエラーが発生しているときに、ファンクションボタンを1.5秒以上長押しすると、エラーのクリアが実施されますが、ダイレクトモードに切り替わりません。もう一度、ファンクションボタンを1.5秒以上長押しすることで、ダイレクトモードへ切り替わります。

通常モードへの切り替え

ダイレクトモードおよびダイレクト準備モードを解除すると、通常モードに戻ります。

ただし、通常モードへの切り替えを制限する機能("モードロック")があり、この機能の状態によっては、通常モードへ切り替えることができません。この機能に関しては"モードロック"を参照してください。

モードロックはCOBOTTAのソフトウェアがVer.2.8.*以降から使用可能です。

1

画面上の[DIRECT]表示されているボタンを押します。

2

確認メッセージが表示されるので[OK]ボタンを押します。

ソフトウェアがVer.2.8.*より前では、確認メッセージは表示されず、STEP3に移行します。

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画面上では、ボタンが[NORMAL]表示になります。アーム上のLEDは青色以外の、その時の状態に応じた色に変わります。

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