ID : 10789
VLA固有の機能と注意事項
ここでは、VLA固有の機能および注意事項について説明します。
VL初期設定
VLAを購入後、WINCAPSIIIでVL初期設定データをコントローラに送信し、スマートTPまたはMP(ミニペンダント)でセットアップ(CALSETと5度動作確認)を行う必要があります。
詳細については、"VL初期設定"を参照してください。
基準位置異常について
下記の場合、エラー[0x8320411* : エンコーダ基準位置異常です]が発生します。
- 本体間ケーブルで、コントローラとロボットを接続せずに電源ONした場合
- コントローラ電源がOFFする前に、本体間ケーブルを抜いた場合
- 輸送中の過度な振動が、電源OFF時のロボット本体に加わった場合
エラーが発生した場合は、手動各軸モードで対象軸をCALSET位置まで移動し、ロボット本体の実際の角度と、コントローラが認識する角度が一致していることを確認してください。
問題なければ、"エンコーダ基準位置の表示"を参照し、基準位置異常クリアを実施してください。
ずれている時は、対象の軸を再度CALSETする必要があります。
- ロボットの電源OFF後に再度、電源ONした場合は、前回停止した位置からロボットの位置がずれていないことを確認してください。
停止位置の基準となる目印を設けておくことで、ロボットの位置ずれを確認しやすくなります。 - エンコーダ基準位置異常が発生している軸のソフトウェアリミット機能は無効化されます。
注意
- 基準位置異常発生中は、手動各軸動作以外の動作は実行できません。
- エンコーダ未受信が発生した場合、エンコーダの多回転データがクリアされるため、CALSETが必須になります。
CALSET実施時の注意事項
- 手首軸(4,5,6軸)の内、複数軸をCALSETする場合は、軸番号の若い順(4軸⇒5軸⇒6軸の順)に実施するか、複数軸同時に実施してください。
- エンコーダ基準位置異常が発生した場合、目視にて可動基準ノッチと固定基準ノッチと一致させ、1,2,3軸については"CALSETデータ復旧"を実行し、 4,5,6軸については "CALSET"を実行することにより、基準位置異常が発生する前のエンコーダ情報に近い状態に戻します。
- "CALSET"を実行する際、より再現性の高いCALSETが必要な場合は、キャリブレーションツール(オプション)を使用してください。
ブレーキ解除時の注意事項
ブレーキ解除モジュールにてブレーキ解除を実施した場合、[0x8440722* : セーフティモジュールで診断異常を検出しました]が発生します。
再度モータONする場合は、コントローラを再起動してください。
VLAで使えない機能
下記の機能はVLAでは使用できません。
- 高軌跡制御(HighPathAccuracy)
- 重力補償(GrvCtrl)
- ロボット使用環境温度設定
- 過負荷予想
- 制振機能M
ID : 10789

