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起動時のCALSET

ここでは、TPアプリによるCALSETの実施方法について説明しています。TPアプリ以外によるCALSETの実施方法については、"起動時の動作準備" を参照してください。

TPアプリによるCALSET実施方法

COBOTTAの起動時には、下図のようなCALSET実施ウィンドウが、TPアプリに表示されます。

CALSETは、上図の画面の説明に沿って操作することで、実施することができます。ただし、CALSETの実施方法には大きく分けて2種類あり、実施方法によって、上図の画面で使用するボタンが異なります。

CALSETを実施するには、COBOTTAをCALSET位置(各軸のメカエンド)に動作させる必要があります。CALSETの実施方法は、COBOTTAをCALSET位置へ動作させる際に、手動で行う方法と、自動で行う方法に分けられます。

各実施方法の手順は以下を参照してください。

  • 手動でCALSET位置へ動作させる場合の手順は "こちら"
  • 自動でCALSET位置へ動作させる場合の手順は "こちら"

なお、CALSETを実施せず、CALSETをうながす画面を閉じることもできます。手順については "CALSETのスキップ" を参照してください。

  • CALSET未実施の場合、精度が悪化している可能性があります。
  • [F6 設定] - [F3 ペンダントと操作盤] - [操作盤設定]の操作盤機能の自動表示は使用できません。

手動でCALSET位置へ動作させる場合の手順

1

[ブレーキ解除]ボタンを押します。

2

ブレーキ解除のシステムメッセージが表示されますので、[OK]を押します。

3

画面に表示されている方向にアームを手で押して、各軸をメカエンドまで移動します。

正しい方向に移動している場合は、画面に「正しい方向」と表示されています。逆方向に移動している場合は、「逆方向」が表示されています。移動をやめると、この表示は消えます。

すべての軸をメカエンドに移動すると、COBOTTAは画面に表示されているような姿勢になります。また、各軸の値は、下表の値に近い値になります。ただし個体差があるため、同じ値になるとは限りません。

値[deg]
J1 152.50000
J2 -62.88000
J3 142.10000
J4 -176.50000
J5 141.20000
J6 177.00000
4

COBOTTAが正しいCALSETの姿勢になっていることを確認して、[CALSET実行]ボタンを押します。

5

全軸CALSET実行のシステムメッセージが表示されますので、[OK]を押します。

COBOTTAが正しいCALSETの姿勢になっていない状態で、[実行]→[OK]ボタンは押さないでください。

誤ったCALSETが行われ、COBOTTAが思わぬ動作をしたり、お客様の設備に接触する可能性があります。

6

CALSETが完了すると初期画面になります。

自動でCALSET位置へ動作させる場合の手順

  • 周辺機器との衝突にご注意ください。
  • 負荷設定を正確に行ってください。
    負荷設定が行われていない場合、エラー「0x8440451* : *軸:位置偏差過大です。」が発生したり、適切なCALSET位置に到達せず精度が悪化する可能性があります。
    その場合は、"使用条件" で負荷設定(No.1~No.7)を設定し、再起動するか、TPアプリ以外からCALSETを実行してください。
  • 自動でCALSET位置へ動作させているときに、外部から力を加えないでください。精度が悪化する可能性があります。
1

COBOTTAの周りやCOBOTTA自体に、動作を妨げるようなものがある場合は、取り除いてください。また、非常停止ボックスをすぐ手の届く位置に用意し、いつでもCOBOTTAを停止できるようにしてください。

2

[CALSET位置へ移動]ボタンを押します。

3

"CALSET位置へ動作"ウィンドウが表示されます。バーチャルTPとリモートTPとで、押すボタンが異なりますので、画面の説明に従って、ボタンを押してください。

どちらかのボタンを離すとCOBOTTAは停止します。

COBOTTAがCALSET位置にたどり着くと、動作完了のメッセージウィンドウが表示されるので、それまで、ボタンを押し続けてください。

⾃動でCALSET位置へ動作させている間は、意図しない動作をする恐れがあります。ロボットの可動範囲内に⼊らないようにしてください。

バーチャルTPの画面

キーボードのShiftキーとバーチャルTPの[OK]ボタンを同時に押している間動作します。

リモートTPの画面

リモートTPの[動作許可]ボタンと[OK]ボタンを同時に押している間動作します。

4

COBOTTAがCALSET位置にたどり着くと、動作完了のメッセージウィンドウが表示されます。メッセージウィンドウの[OK]ボタンを押して、メッセージウィンドウを閉じます。

5

[CALSET実行]ボタンを押します。

6

全軸CALSET実行のシステムメッセージが表示されますので、[OK]を押します。

7

CALSETが完了すると初期画面になります。

CALSETのスキップ

CALSET を行わずに、CALSETをうながす画面を消すには、[スキップ]を押します。

 

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