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最適速度制御機能の設定方法

工場出荷時の初期設定では、最大負荷状態の速度、加速度で動作するように設定されています。
ロボットのフランジ部に取付く負荷(ツールとワーク)の質量と重心位置が判明したら、その値を負荷条件として設定します。また、負荷重心イナーシャが分かる場合は同様に設定します。
このように設定することで、その負荷条件に応じた、最適な速度、加速度で動作することができます。
また、最適速度制御機能のモードを切り替えることで、姿勢を考慮した最適な速度・加速度で動作できるようになります。

設定は、パラメータを設定する方法と、コマンドによる方法があります。
パラメータを設定する方法では、リモートTP/バーチャルTPまたはWINCAPSIIIにより設定を行います。COBOTTAの電源を切っても値を保持します。
作業中のツール、ワークの変更に対応させる場合は、コマンドで設定します。コマンドでの設定は、COBOTTAの電源を切るまで有効です。

パラメータを設定する方法

設定は、リモートTP/バーチャルTPの「使用条件」画面、またはWINCAPSIIIの「パラメータ」画面で下表のパラメータを設定します。
操作の詳細については、TPアプリ操作ガイドの「使用条件の表示・設定」、またはWINCAPSIIIガイドの「パラメータの確認」を参照してください。

番号 表示 単位 初期値 内容
1 先端負荷質量 g 0 ツールとワークの合計質量
2 負荷重心位置X mm 0 ツールとワークを合わせた負荷の重心位置X成分
3 負荷重心位置Y mm 0 ツールとワークを合わせた負荷の重心位置Y成分
4 負荷重心位置Z mm 0 ツールとワークを合わせた負荷の重心位置Z成分
5 負荷重心イナーシャIx kgcm² 0 ツールとワークを合わせた負荷の重心位置X軸周りの慣性モーメント
6 負荷重心イナーシャIy kgcm² 0 ツールとワークを合わせた負荷の重心位置X軸周りの慣性モーメント
7 負荷重心イナーシャIz kgcm² 0 ツールとワークを合わせた負荷の重心位置X軸周りの慣性モーメント
8 最適速度制御設定 - 3

0:無効
1:PTP
2:CP
3:PTP・CP

  1. 負荷条件値は、負荷に応じた正しい値を必ず設定してください。
    設定値が正しくないと、動作中に過電流エラーや偏差過大エラー、過負荷エラーなどが発生します。またロボット故障の原因にもなり、異常発生時、ロボット停止入力時などに停止距離が伸び、周辺設備に衝突する危険があります。
  2. ロボットの設置条件を正しく設定してください。設定値が正しくないと、動作中に過電流エラーや偏差過大エラー、過負荷エラーなどが発生します。またロボット故障の原因にもなり、異常発生時、ロボット停止入力時などに停止距離が伸び、周辺設備に衝突する危険があります。

コマンドによる方法

下表のコマンドを使用して設定します。

詳細については、プログラマーズマニュアルの各コマンドのリンク先の説明を参照してください。
コマンド 機能
Payload 内部負荷条件の設定値を変更します。
SpeedMode 最適速度制御機能の設定を変更します。

 

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