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作業者の分類

ロボットを扱ううえでは、作業者を下記のように分類し、各分類ごとに、必要な教育 (トレーニング) の受講を行ってください。

なお、本書では、作業者の分類を "ユーザレベル" と呼びます。

運搬、設置、教示、調整、手動操作、自動運転および保守の作業を行う際は、安全に配慮し作業内容に適した個人用保護具 (ヘルメット、安全めがね、手袋、作業服、安全靴等) を着用する必要があります。

ユーザレベルの種類

下記に、ユーザレベルの種類および、各ユーザレベルで実施可能な作業を示します。

実施可能な作業 (スマートTPの操作) の詳細については、"ユーザーアカウント管理" をご覧ください。

オペレーション

  • ロボットの電源ON/OFFを行う。
  • 操作盤からロボットプログラムを起動する。

プログラミング

  • ユーザレベル "オペレーション" で可能な作業を実施する。
  • ロボットのプログラムを作成、編集する。
  • ロボットを手動操作し、位置を記憶させる。

    ここでの手動操作は、スマートTPを操作する方法に加え、マニピュレータ(ロボットアーム)を直接手で動かす方法 (ダイレクトティーチング機能) も含みます。

  • プログラム検証等でロボットを操作する。

メンテナンス

  • ユーザレベル "オペレーション" で可能な作業を実施する。
  • ロボットの点検、保守をする。
  • ロボットを手動操作する。

    ここでの手動操作は、スマートTPを操作する方法のみを指しています。

  • ロボットがエラーを発生したとき、原因を取り除いて稼働状態に戻す。

リスクマネジメント

  • ユーザレベル "オペレーション" で可能な作業を実施する。
  • ロボットの安全機能に関する設定を変更する。

各ユーザレベルの作業者に必要な教育 (トレーニング)

オペレーション プログラミング メンテナンス
ロボットを含めた設備の安全教育
- 法規に基づくロボットの特別教育 (*1)
- ロボットの保全教育
*1 : 日本国内では、プログラミングおよびメンテナンスのユーザレベルで実施可能な作業は、「労働安全衛生法 第36条 31号および32号」に定める危険業務に該当します。事業者は、危険業務を行う作業者に対して、「労働安全衛生法 第59条 および関連省令等」に定める産業用ロボットの特別教育を実施することが義務づけられています。
リスクマネジメント

"リスクマネジメント" の作業者、安全機能の設定変更に対して、ISO 12100、ISO 10218-1、ISO 10218-2に基づくリスクアセスメントを実施出来る必要があります。

留意事項

ロボットのプログラム編集ソフト "WINCAPSIII" を使用する際も、ユーザレベルを選択しますが、ユーザレベルの定義が異なります。WINCAPSIIIのユーザレベルについては、"ユーザレベルと権限について" を参照してください。

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