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ID : 1208

ミラー制御機能を使用したあとの操作

ミラー制御機能を使用したあとは、COBOTTAにて以下の操作をする必要があります。

  • 非常停止機能確認
  • SLS機能確認
非常停止機能確認を行わないと、マスターコントロールの設定を無効にできません。

操作経路 : [F6 設定] - [F10 COBOTTA] - [F8 マスターコントロール] - [F4 非常停止確認]/[F5 SLS機能確認]

非常停止機能確認

マスターコントロール機能を有効から無効に切り替える前に、非常停止機能の確認を行います。

1

[マスターコントロール]画面から[F4 非常停止機能確認]を押します。

2

COBOTTAの非常停止ボタンを押してから、システムメッセージの[OK]を押してください。

3

確認のメッセージが表示されるので、[OK]を押します。

4

非常停止機能の確認を終えたら、マスターコントロールを無効にします。

[マスターコントロール]画面で[F1 有効/無効設定]を押します。

5

システムメッセージが表示されるので、[OK]を押します。

 

続いて、SLS機能確認を行います。

SLS機能確認

1

[マスターコントロール]画面で[F5 SLS機能確認]を押します。

2

システムメッセージが表示されるので、COBOTTAパラメータツールから画面に表示されたSLS設定値を送信してください。その後[OK]を押してください。

COBOTTAパラメータツールでSLS設定値を送信する前に[OK]を押してしまうと、確認が正常に実行できません。送信する前に[OK]を押してしまった場合は、もう一度STEP1からやり直してください。

3

確認のメッセージが表示されるので、[OK]を押します。

4

外部速度を100%に設定しCOBOTTAを1軸ずつ手動動作させて、速度超過のエラーが発生するかを確認してください。確認時に各軸を動かす量の目安は、以下になります。

角度
J1 20 deg
J2 20 deg
J3 30 deg
J4 35 deg
J5 90 deg
J6 270 deg

全軸の確認が終了したら、設定したい監視速度を改めてCOBOTTAパラメータツールで送信してください。

 

以上で、ミラー制御機能を使用したあとの操作は完了です。

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