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吸い込み口フィルタの清掃
コントローラ吸気側には、吸い込み口フィルタがあります。
フィルタが目詰まりすると、ロボットコントローラ内部の冷却が不十分になり、内部の電子部品が熱によって故障する恐れがあります。
パワーモジュール異常が表示されたら、フィルタの目詰まりが原因の一つとして考えられます。フィルタを点検、清掃してください。
フィルタの清掃は、以下に説明する手順に従って行なってください。
1
ロボットコントローラの電源スイッチ (POWERスイッチ) を切りにします。
2
フロントパネルのフィルタカバーを、ローレットビス各1本を緩めて取り外します。

3
フィルタ材をエアブローで清掃します。通常の空気の流れとは逆方向からエアブローしてください。
清掃用エアーは、除湿、除油された清潔なものを使用してください。
汚れがひどいときには、フィルタを水またはぬるま湯 (40℃以下) で水洗いします。中性洗剤を使うと、一層きれいになります。
- 洗浄後は、フィルタを十分に乾燥させてから、組み付けてください。
- エアブロー、水洗いでもきれいにならない場合は、フィルタを新品に交換してください。
4
フィルタを元どおりに組み付けます。
STEP2で取り外したフィルタカバーを元の位置に取り付けてください。
ローレットビスを締めてフィルタカバーを固定してください。
フロントパネルとフィルタカバーに隙間が生じるとコントローラ故障の原因となりますので、隙間なく固定されている事を確認ください。
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