エラーコードには、ロボットの操作・運転中にティーチングペンダント、ミニペンダントまたはオペレーティングパネルに表示される「コントローラエラーコード」と、WINCAPSUを操作中にパソコンに表示される「WINCAPSUエラ−コード」があります。
(1) エラーコードの表示
コントローラでエラーが発生した場合、ティーチングペンダント、ミニペンダントまたはオペレーティングパネルに「コントローラエラーコード表」に示すエラ−コードを表示します。
(2) エラ−メッセージの表示
ティーチングペンダントでは、エラーの内容を「コントローラエラーコード表」に示すエラーメッセージとしても表示します。
(3) エラーレベル
コントローラのエラーコードには5段階(1〜5)のエラーレベルが設定されており、エラー発生時のコントローラの制御が下表のように異なります。なお、エラーレベルはエラーコード表では「Level」と表示してあります。
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エラーレベル
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エラー発生時のコントローラの制御 | ||||
| 出力するエラー信号 | プログラム停止 | 動作モードの切り替え | モータ電源 | ||
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レベル1
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レベル2
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TP/OP操作時のエラー(注1) |
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| その他のエラー | ロボット警告(RC5) ロボット警告(RC7) |
瞬時停止 |
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レベル3
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TP/OP操作時のエラー(注1) |
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| その他のエラー | ロボット異常 | 瞬時停止 | 外部→内部 | 切り(注2) | |
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レベル4
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ロボット異常 | 緊急停止 | 外部→内部 | 切り | |
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レベル5
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ロボット異常 | 緊急停止 | 外部→内部 | 切り(再投入不可) | |
| 注1: TP/OP操作時のエラーであっても、6000番台エラーとプログラム実行中のエラーは「その他のエラー」と同じ扱いになります。 注2: 手動モードでロボット動作中にエラー6071〜607B、6671〜667B(ソフトリミットオーバ、可動範囲外、特異点)、607F(形態不一致)、6081〜6088(指令速度限界オーバ)、6AF3(J1,J2,J3による軸干渉検出)が発生した場合には、モータ電源を切りません。 |
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項 目
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語 句
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内 容
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| エラーレベル | TP/OP操作時のエラー | ティーチングペンダントやオペレーティングパネルの誤操作により発生したエラー |
| その他のエラー | プログラム実行、専用I/O入力操作、サーボ動作などで発生したエラー | |
| 出力するエラー信号 | ロボット警告 | レベル2の軽微な異常が発生したことを外部機器(PLCなど)に通知するため「ロボット警告」信号を出力します。 |
| ロボット異常 | レベル3以上の重大な異常が発生したことを外部機器(PLCなど)に通知するため「ロボット異常」信号を出力します。 | |
| プログラム停止 | 瞬時停止 | ロボットを瞬時停止させます。減速時にも通常動作時と同一の軌道動作上を動作します。 |
| 緊急停止 | レベル4以上のエラーが発生したとき、ロボットを緊急停止させます。 各軸毎に最大の減速度で減速を行なうため、減速時の軌道は通常動作時と異なる場合があります。(特にCP動作の場合) | |
| 動作モードの切り替え | 外部→内部 | 外部自動モードで動作中にエラーが発生すると、内部自動モードに切り替えます。 |
| モータ電源 | 切り | エラー発生時にモータ電源が入っていた場合には、モータ電源を切ります。 |
| 切り(再投入不可) | エラー発生時にモータ電源が入っていた場合には、モータ電源を切ります。再スタートするには、コントローラ電源を一旦OFFする必要があります。 コントローラ電源を切らずにモータ電源を再投入しようとすると、エラー27A6「致命的エラー発生のため実行できません」が発生します。 |
WINCAPSUエラーコード表は、各マネージャ(システムマネージャ、PACマネージャ等)毎に分類してありますので、エラー発生時に操作中の該当マネージャのエラ−コードを参照してください。